ヒザ痛Kさん
先日、Kさんから突然の電話。(電話は突然かかってくるものでもある)
「先生、まともに歩けませんっ!」
以前診ていた方で、最近は調子も良くご無沙汰だったので
突然の連絡に少しびっくり。
・ヒザが痛くてまともに歩けない。
・夜寝ていてもジワジワ痛くて同じ姿勢でいられないから寝られない。
・病院行ってレントゲン・CTともに「異常なし」
はいはい、そういう時こそ私の出番。時間を決めてご来院。
まずは問診。
何をして痛めたのか、何をする時に辛いのか。話を聞いて可動テストをすればだいたい見当がつく。
腹部から骨盤にかけての施術を5分。ヒザはほとんどノータッチ。
みうら「はい。立ってみてください。」
Kさん「あっ、立てる。歩けるっ!」
みうら「立てるようになって、別の場所に痛みや違和感を感じていませんか?」
Kさん「どんより腰が重たいです。」
腰の施術を始めて行きましたが、これが少しシツコイ…。
始めに痛いと言っていたヒザより腰の方が悪い気がする。(何となく、問診で分かってたけどね@@)
実は腰の痛みは下半身に強く影響すること多い。
こういった場合は病院でヒザの検査を受けても、「異常なし」と言われてしまうことが多い。
もちろん処方されたシップをヒザの周りに貼っても効果は薄い。
Kさん「病院でヒザの痛みが引かなかったら注射するって言われてたんです。」
注射しても多分効果は薄い。だって腰から来てるもんそのヒザ痛。
現代医学である西洋医学と
われわれ東洋医学の考え方の違い。
西洋医学を否定するわけではないけど
治療の一環に東洋医学も取り入れることができれば
もっとはやく問題を解決することができるかもしれませんね。